胡蝶蘭 もうカットした茎は捨てません!

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仕立て直しと芽だし!

写真、可愛らしい胡蝶蘭ですよね。これ大輪の胡蝶蘭なんです。
さて、この胡蝶蘭、どのような生い立ちだと思いますか。

胡蝶蘭は上手く育てると毎年花を見せてくれます。毎年数枚の新しい葉を出していくにつれて下葉はシワシワになって役目を終え落ちていきます。何年も経つと残った茎が間延びしたように見えて見栄えを損ねてしまいます。
個人的には野生味がある姿でかなり好みなのですが…

そこで皆さんが行うのが植替えと仕立て直しですよね。鉢から出して傷んだ根を整理します。ここで茎のカットも。殺菌剤の薬品またはバーナーなどで熱して消毒したハサミで茎をカットします。頭の方は切り口を十分に乾かし癒合剤を塗ると良いでしょう。
尚、当方ではカットする前にメネデールを与えています。

メネデール
会社HPでは、
いつでも使える、植物のサプリメント』と題して、植物の生長に欠かせない鉄を、根から吸収されやすいイオンの形で含む植物活力素です。発根を促し、元気な株に育てます。肥料でも農薬でもないので毎日使え、さし木、種まき、植え付け、植え替えから弱った時の活力アップまで、あらゆる場面で活躍します。とあり、植物の元気の源ですね。

茎をカットして分離しました。
上部の方は新しい根が活発に出てきています。このまま板着けします。
下部の方は伏芽があるので、これが動くのを待ちます。

上部を流木に着けました。
根が活発に動いて流木を包み込みます。

伏芽は緑色でポコって出っ張ってます。
ほぼ毎日メネデールを与えています。

明るい日陰に吊るして伏芽がしっかり動きだし葉がで出るのを待ちます。

ただの「緑色でポコっ」の先が割れました。
動きだした証ですね。
さっそく板着けにしました。
水苔を丸めてその上に鎮座!
麻紐でぐらつかないように強めに縛ります。

こんな感じ。
この根っこがとても大事なのでしっかり板の沿うようにして、水やりしたとき板が吸収した水分を得られるように!

だいぶ葉が成長してきました。
葉はまだペラペラなので、取り扱いには気をつけましょう。簡単にちぎれてしまいます。

ミディー胡蝶蘭の高芽と一緒にパシャリ!
胡蝶蘭らしくなってきました。
大きな葉は2cmくらいです。

さらに成長して葉は3枚になりました。根も出てきて板に着きはじめました。

いかがでしたか?
胡蝶蘭の植替えでカットした茎には伏芽が居ます。捨てるなんてもったいない!
眠っている伏芽を起こしてオンリーワンの胡蝶蘭に仕立ててみてはいかがでしょうか。もちろん鉢植えでスタンダードに仕立てるのもOK。

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